夫婦関係(パートナーシップ)を大きく2つに分けるなら?
こんにちは。
夫婦カウンセラーの柴田フーフです。
私たちは、夫婦関係をより良くしていきたい方々の
レベル上げのサポートやカウンセリングを行っています。
夫婦関係には大きく分けて2つのタイプがあります。
1つ目は繁栄に向かっていく上昇型のパートナーシップ、
もうひとつは衰退へと向かっていく下降型のパートナーシップです。
2人の関係がより良くなっていってるのが上昇型で
どんどん悪くなっていってるのが下降型ですね。
一般的には夫婦関係が長くなればなるほど下降型が多くなり、
10年以上経つと90%以上が下降夫婦となってしまいます。
今回はこの2種類の夫婦関係(パートナーシップ)の
特徴や注意点などをまとめてみました。
もし良かったら参考にしてみてください。
夫婦関係で上昇型か下降型かが分かれてくる目安となる時期は?
夫婦関係(パートナーシップ)って結婚当初は
ラブラブでお互いへの愛情も信頼感も高いですよね。
しかし、結婚生活を3年〜10年くらい続けていると
だんだんとパートナーの存在が当たり前になってきて、
2人の夫婦関係の真価が問われる時期がきます。
子どもが生まれたり、家を購入したり、
結婚後、夫婦はいろんな経験をするんですが、
その蓄積による影響が関係にあらわれてくるんですよね。
だいたいこのぐらいの時期に夫婦関係が
より良くなっていくのか、それとも悪化していくのか、
そういった未来の流れが顕在化してきます。
この「どっちに向かって流れているのか?」というのが、
実は夫婦関係においてはかなり重要なんですね。
上昇型のパートナーシップを築いた上昇夫婦は
問題を乗りこえるたびにお互いへの信頼感が高まり、
相手のことをより深く好きになっていきます。
しかし、こういった夫婦は全体の10%以下で、
ほとんどは悪化していく下降夫婦となっているのが現状です。
相手への不満や不信感、嫌悪感が増えていって、
未解決の問題をたくさん抱えるようになるんですよね。
上昇夫婦を目指していたのに下降夫婦になってしまう理由は
たくさんあるんですが今回はこの2つの夫婦関係の特徴を
もうちょっと掘り下げてみたいと思います。
上昇夫婦と下降夫婦、2つの夫婦関係のベースとなるものは?
下降型の夫婦関係になってしまっている方が
努力をしていないというわけではありません。
むしろ逆でマジメな性格の方も多いんですが、
一生懸命がんばってより良くしようとしているのに
その努力の方向性が間違ってることが多いんですよね。
こういった下降型のパートナーシップの特徴は、
「正しさ」「役割化」「減点主義」などをベースにしています。
- 夫(妻)はこうじゃなきゃいけない
- 結婚したら夫婦はこうあるべき
- 女(男)なんだからこうすべき
こういった正しさでお互いを責めてしまったり、
「夫や妻」「父と母」といった役割に特化しすぎたりして、
息苦しくなってしまって、悪化している場合もあります。
上昇型のパートナーシップの特徴は正しさではなく、
楽しさや面白さ、嬉しさ、喜びをベースとしていることです。
役割よりも「その人らしさ」を大切にしつづけますし、
「こうあるべき」って形よりも自分たち夫婦に合わせた
最適なスタイルを創意工夫でつくりあげていきます。
相手の否定的な部分を見つけてダメ出しをするより、
良い点を指摘したり、加点主義をベースにしています。
こうやって特徴をシンプルにあげただけだと
まだまだ理解しづらい部分も多いと思いますので
今後もいろんな角度から解説していきますね。
ということで、今回は2種類の夫婦関係(パートナーシップ)の
特徴や注意点などをまとめてみました。
もし少しでも参考になったとしたら嬉しいです。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
それでは、またー!