産後セックスレスの期間中に夫婦が理解しておいたほうがいいについて
こんにちは。
夫婦カウンセラーの柴田フーフです。
私たちは結婚生活のなかで生じる問題や悩みを
解消するためのカウンセリングを行っています。
夫婦がセックスレスに陥ってしまうキッカケとして
大きく影響するのが「産後の時期の2人の過ごし方」です。
この時に夫婦で性の話し合いをしていなかったり、
お互いがコミュニケーションに気をつけていないと
そのままセックスがなくなってしまう可能性もあります。
今回は産後のセックスレス期間の平均や再開する目安だけではなく、
夫婦が知っておいた方がいいことや注意点などもまとめてみました。
もし良かったら参考にしてみてください。
産後セックスレスの期間は夫婦によって個人差が大きい?
女性の体は出産によって大きなダメージを受けます。
交通事故でいうと全治1ヶ月の状態だといわれますよね。
- 寝不足や精神的な疲労による頭痛
- 子宮が元の大きさに戻ろうとする後陣痛
- 出産時の出血などによる貧血症状
- 授乳や抱っこによる肩こりや腱鞘炎
- 会陰や帝王切開などによる傷の痛み
- 腰や股関節の痛み
こういった体のトラブルもありますし、
それだけではなく肌荒れやむくみ、
おっぱいのトラブルなどもあります。
一般的には「産褥期(さんじょくき)」と呼ばれますが、
妊娠前の体に戻るのに6~8週間くらいかかりますよね。
この時期が過ぎたあとで体のトラブルがなければ
基本的にはセックスを再開しても大丈夫です。
しかし、すぐにはその気になれなかったり、
性に対して拒否感や嫌悪感が出てしまうことがあります。
産後の女性の心と体は不安定なので、
その気になれなくても当たり前ですし、
そっちの方が自然といってもいいかもしれません。
はやい人は3ヶ月~6ヶ月で再開したりもしますが、
期間の平均では1年~1年半くらいが多いです。
なかには子どもが3歳くらいになるまで
性欲がまったく戻らない方もいらっしゃいます。
それが特別なわけではなく普通のことなので、
性に対して拒否感や嫌悪感があっても大丈夫です。
それよりも重要なのはその状態であることに対して、
夫婦でお互いを責めないことですね。
そのための準備をしておくことが大切です。
そうやってこの時期をうまく工夫して過ごさないと
夫婦の関係を壊してしまうくらいの危機が訪れます。
産後のお互いの行動は長いあいだ響きますし、
パートナーシップにおける影響はかなり大きいです。
そこで次にこの時期の過ごし方について
夫婦で気をつけた方がいいことをご紹介します。
産後のセックスレスの期間中に夫婦で気をつけた方がいいことは?
産後のセックスレス期間について夫婦で話し合う場合の
注意点や重要ポイントなどは下記の記事にまとめる予定です。
>>関連記事 産後のセックスレス期間に夫婦仲を高める秘訣と話し合いのコツは?
今回は誘いを拒否するときのポイントについてですね。
例えば妻がどうしてもしたくない時でも
夫から誘われることがあったりします。
そういう時に育児や家事で疲れ切っていると、
ついつい冷たく拒否してしまいがちですが、
それが尾を引いてレスになったりするんですよね。
ですので、断ってしまう側(拒否する側)は、
愛情そのものを拒否しているわけじゃないってことを
できるだけうまーく伝える必要があります。
この時期はスキンシップを意識的にしてみたり、
いろんな形で好意を伝えることが大切です。
セックスという重要なコミュニケーションがとれないので、
そのぶん他の行為や言葉で愛情を伝え合わないと
不安や不満が出てきちゃったりするんですよね。
この時期は拒否すること自体もよくあることだし、
それに対して夫婦でできれば対策を立てておくといいです。
こういった話し合いってホントに大事なんですよね。
あとはハグをするだけでもストレスが軽減されるので、
そういう機会もできれば増やせるといいかなと思います。
一番はやはりお互いにこの時期の大変さと特殊さについて
できるだけ理解を深めていくことですね。
ということで、今回は産後のセックスレス期間の平均や
夫婦で気をつけた方がいいことを簡単にまとめてみました。
もし少しでも参考になったとしたら嬉しいです。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
それでは、またー!