セックスレス夫婦で妻が拒否するときに確かめてみた方がいいこと
こんにちは。
夫婦カウンセラーの柴田フーフです。
私たち夫婦は結婚生活のなかで生じる問題や
悩みを改善するための活動を行っています。
セックスレスの問題では妻側が夫とする気になれず、
拒否しつづけているというパターンも多いです。
- 「子どもを産んだ後、したいという気持ちがなくなった」
- 「夫に誘われてもどうしてもムリって思ってしまう」
- 「夫とは仲が良いけど異性としては見れなくなった」
などなど、こんな風におっしゃられるんですが、
より深く聞いてみると実は相手のことを許せていなかったり、
長いあいだ消えない重い怒りがあることが多いです。
つもりつもった不満や怒りが一定量を超えたときに
夫が望んでいるセックスという行為を拒否することで
仕返しをするというパターンがあるんですね。
今回はそういったケースの裏側にある妻の心理や
そのパターンの特徴などをまとめてみました。
もし良かったら何かの参考にしてみてください。
セックスレス夫婦で妻が拒否するときに多いストライキパターンとは?
ストライキっていうと一般的には労働者がするもので、
労働条件や労働環境の改善を促すために行われます。
「こうして欲しい」という要求を叶えてくれないなら
しばらく「仕事を放棄する」と表明することですよね。
セックスレスで妻が拒否するパターンの中には
このストライキのように夫への改善要求や怒りがあるから、
仕返しとしてセックスに応じないというケースがあります。
相手が望んでいることを拒否することで
自分を強い立場に置こうとするんですね。
本人が自覚していない場合も多々あるんですけど、
実は過去に夫にどうしても許せないことがあったりして、
それで心を閉ざしてしまい「できない」こともあるんですよね。
このストライキパターンの大きな特徴は、
妻がその許せないことや怒り、改善してほしいことなどを
夫に伝えきれていないケースが多いことです。
自分のことを好きなら言わないで察して欲しいし、
拒否してることで分かってほしいって望んでるんですね。
>>関連記事 夫婦関係にすれ違いを起こす「言わなくても分かって問題」とは?
むしろ何で分かっていないのかが分からないっていうくらい、
相手のことを鈍感に感じて、イライラしてたりもします。
こういう「言わないで察して」って望むんじゃなくて、
ちゃんと「言って伝えてる」ケースもあるんですが、
それでも相手に伝わってないことが多いです。
セックスレス夫婦で妻が拒否する場合に気をつけた方がいいことは?
このストライキパターンの特徴は
夫への不満や怒り、許せない「わだかまり」に対して
セックスを拒否することで意思表示しているつもりってことです。
これは「言わないで察して欲しい」って気持ちが強かったり、
不満や怒りを夫にうまく伝えることのできない女性が
ついついやってしまうことが多いですね。
最初はちょっとしたイタズラ気分だったり、
少し困らせようって気持ちから始まったりしますが、
このパターンは悪化していくと新たな問題を呼びます。
そこまでのつもりはなかったのに、
どんどんセックスレス状態がひどくなって、
取り返しがつかないところまでいってしまうことです。
双方の浮気の原因になってしまったり、
会話レスやDV、モラハラのタネになったりもします。
最初は、ほんの些細な火種だったのが
どんどん炎上して泥沼化してしまうんですね。
そうなってから解決するのはかなり大変です。
このストライキパターンは小さいうちに向き合わないと
こじれてしまって問題がどんどん深刻化してしまうので、
そうならないようにぜひ気をつけてみてください。
ということで、今回はセックスレス夫婦で妻が拒否する場合の
よくあるパターンと相談事例などをまとめてみました。
もし少しでも参考になったとしたら嬉しいです。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
それでは、またー!